3月22日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十一日】ジルセウ官房長官は二十日、レシフェ市で開かれた労働党(PT)創立二十五周年の記念祝典で演説し、ルーラ政権をもう一期継続させると言明して、事実上ルーラ大統領の再立候補宣言を行った。
同相はPTによる政策は日増しに改善され、当を得たものとなっているとした上で、現政権は残り一年七カ月の期間で終わらせてはならないと言及した。一千人以上が詰めかけた会場で、同相はさらなる一致団結を熱っぽく呼びかけるとともに、同相個人としても一党員として、あるいはルーラ大統領の一兵卒として身を粉にして働くとの決意を示した。
さらにブラジル社会民主党(PSDB)が対立候補としてアウキミン現サンパウロ州知事を、また自由戦線党(PFL)がセーザル・マイア現リオ市長を容認する方針を打ち出しているが、笑止の沙汰だと決めつけた。