ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

27日はパスコア(復活祭)=チョコの卵は1753年以降

3月25日(金)

 キリスト教の二大行事はイースター(復活祭=パスコア)とクリスマスとされる。二〇〇五年の復活祭は三月二十七日の日曜日になる。この日は、春分の日以降で最初の満月を迎えた後の最初の日曜日と定められ、移動祭日である。
 西洋文明の基礎となったキリスト教文化を学ぶには、キリストの聖誕と復活から入らねばならない。キリスト教文化は、日本にも関係がある。インドへ伝道に来た聖トマスが、禅宗に影響を及ぼした。「大死一番」や「百尺竿頭進一歩」は、キリストが伝えた教え「復活」に通じる。
 ユダヤ教では過ぎ越しの祭り(ペサッハ)と呼ぶ。ユダヤ人のエジプト虜囚時に伝染病がはやり、ユダヤ人が死地を免れた故事を記念する。その後、エジプトから解放された年を新年と定め、毎年餅(忠誠の意)を食べたと記録がある。日本人は見えない糸で、復活祭やペサッハと結ばれている。
 ブラジルではチョコレートの卵をプレゼントして、復活祭を祝う。その由来は初代教会の時代、神が備え賜った糧をギリシャ語でテオブロマと呼び、それがカカオだった。チョコレートの卵になったのは一七五三年、スイス人リネウ氏の発案になる。
 卵を配るウサギは、一七〇〇年にドイツ移民がドイツの習慣をもたらした。ウサギが復活祭の朝、カラフルな卵を子供たちに配るという逸話が起源。またエジプトの神話で、ウサギは新しい生命の誕生を意味した。満月とウサギを結びつける民話も多く、復活祭とウサギがセットになった。

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