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29人がシャーガス病に感染=ほとんどがアサイのジュース飲む=アマパー州
4月1日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙三十一日】アマパー州保健局は三十日、同州で二十九人がシャーガス病に感染していたことを発表した。感染者のうち二十六人はアサイ(ヤシの実の一種)のジュースを飲んでいた。
同局のミランダ伝染病課長によると、同二十六人は州都マカパ―市近郊の住人で、一月初めごろ感染、全員同じ店のジュースを飲んでいたという。病原体となる寄生虫を媒介するブラジルさしがめ虫は同店で確認されなかったが、虫の排泄物が何らかの理由でアサイに付着したと推測されている。残り三人は二月に感染が確認され、アサイのジュースは飲んでいないが、虫に刺された痕跡がないことから経口感染したとみられている。
アサイは北部地方でよく食べられる果物の一つで、同課長によると、シャーガス病の感染者は一年に二人ほど、多いときには十一人確認された年もあったという。パラー州とアマパー州では一九六九年以降、特に最近八年間に四百人が、アサイや同類のバカーバの摂取を通じてシャーガス病に感染している。感染経路はまだはっきりと解明されていない。
パラナ州保健局は三十日、さらに四人がサンタ・カタリーナ州でサトウキビのジュースを飲み、シャーガス病に感染していたことを確認した。同日、血液検査でさらに二人の感染者が確認されたが、慢性でサトウキビのジュースによる感染ではない。