ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

アグリビジネス

4月6日(水)

 蜂蜜の市場価格が二年続騰した後、外国市場で二・五ドルから一・五ドルへ下落した。国際相場の高騰が手伝いブラジルの国内生産量も三倍に上った。価格の下落はいわば相場の調整といえる。過去二年間の高値相場は、最大の生産国である中国が蜜蜂に抗生物質を投与し、国際市場から締め出されたのが原因だった。そのため欧米のバイヤーがブラジル産蜂蜜へ殺到していた。
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 EU向け塩味(一・二%以上)鶏肉の関税が〇二年に一五・四%から七五%に引き上げられ、三億ドルの損害を被ったと鶏肉輸出協会(ABEF)は世界貿易機関(WTO)へ訴えた。WTOは二十四日、ブラジルの訴えを受理する旨報告した。失った損害は取り戻せなくても、国際競争力は維持できると関係者は気を強くしている。
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 バイオ安全法が承認され、遺伝子組み替え(GM)作物が合法化されたが、GM企業は、同法第六条は一代交配技術(GURT)の適用禁止の撤回に挑戦している。同技術が適用されるとGM作物は一回だけしか発芽せず、生産者は毎年新しい種子を購入させられる。政府によると、GURTの適用は知的所有権の権利主張以前に、工業生産法に抵触するという。
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 北東部地方で栽培が奨励されているバイオディーゼル用のヒマ栽培で、生産者が第一関門に遭遇した。降雨不足のため収穫量が予想以上に落ち込み、搾油工場の買い上げ価格で引き合うか疑問だという。生産者組合はどこも契約量に達せず、出発点でつまずいた。支払いは出荷時にキロ当たり一レアルの条件だったが、三十日後払いに変更。当初の約束とは違うと生産者は抗議した。

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