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花祭り=釈尊降誕会=甘茶で祝う=リベルダーデ広場で9日まで

4月7日(木)

 お釈迦様の誕生日を祝う花祭り(主催・ブラジル仏教連合会)が四日から、リベルダーデ広場で開かれている。四月八日が誕生日とされるお釈迦様の像に甘茶をそそぐ伝統の行事。ブラジルでは三十九年前に始まり、秋の風物詩として定着している。
 六宗派で構成される同連合会が日替わり交代で運営。六日の担当だった西本願寺の松岡海心開教使は、「地域に根付いた祭りだと改めて実感している。自然な甘味が特徴の甘茶への反応も興味深い。お茶を楽しみに毎年来られる方もいるようだ」と話した。
 九日午前十一時からは、お練りを予定。象の模型の背中に誕生仏をのせ、各派の稚児や僧侶、門徒らが同広場からアメリコ・デ・カンポス街を経由し、リベルダーデ通りの東洋文化会館まで行進する。
 関係者によると、開幕以来、一日五百人以上の来場があるという。