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活気づくレンタカー業界=売り上げ前年比14%の増加

4月8日(金)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】レンタカー業界が今、活気づいている。三年前はブラジルの習慣になじまず消滅の危機にまで追い込まれたが、昨年は売り上げが前年比一四%増の二十六億八千万レアルと、巨大産業にのし上がった。営業用自動車の保有台数は一二%増、利用者は一六%増となった。
 最大手のウニダスは向う三年間に百店の新規営業所を開設予定で、今年中に一千万レアルを投じ十二店を開店させる。目標は二百店で、このうち半数はチェーン店として歩合制を敷くことにしている。
 アメリカ最大手のエヴィスの子会社バジェットも四店で営業中だが、コストを削減して、より安い価格の提供を売り物に店舗を展開していく方針を固めた。同社は世界各国に進出しており、アメリカ本社のノウハウを取り入れつつ、ブラジル独自の市場を作り上げるとしている。