4月8日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙五日】サンパウロ州カンピーナス市で四日、昼食弁当を食べ終わった市職員十二人が吐き気や腹痛を訴えて、救急病院に搬送された。市当局では食中毒の疑いがあるとみて調査している。
十二人は屋外工事の市臨時職員で、弁当は市が市内レストランから取り寄せて支給したもの。このレストランは当日、四百九十二食の昼食を出し、そのうち三百食が持ち帰り弁当だった。市保健局はこれらの人々の追跡調査を開始。レストランの立ち入り検査では店の状態や原料に異常がなかった。
病状を訴えた十二人の精密検査の結果を待ち対策が講じられる。先月十六日に食べ物扱い店の保健衛生規制法が発令されたばかりで、市当局は取締りを強化していた矢先だった。