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東西南北

4月12日(火)

 ルーラ大統領はローマ法王の葬儀後、アフリカ公式訪問へ経済ミッション三十人を招待した。しかし、随行したのは六人。財界代表は、アフリカでの国内移動が困難と見て随行を辞退した。大統領一行は、カメルーンを革切りにナイジェリア、ガーナ、ギニアビサウ、セネガルを訪問し通商拡大を図る。対アフリカ貿易はPT政権に入って四〇%増の成果を挙げたが、年間十億レアルの取引高にしたいと政府は考えている。
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 カヴァウカンチ下院議長の子息ジョゼ・マウリシオ・カヴァウカンチ氏が、農務省ペルナンブッコ州局長に任命された。下院議長と内閣改造でこじれた関係のヨリを戻し連立政権の基盤を立て直すため、ルーラ大統領が議長子息の就職をあっせんしたようだ。大統領は、ロドリゲス農相へ格別に同氏の面倒を見るよう依頼。就任式には、連立各党の党首、政府要人が出席しパーフォマンスを見せる。
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 サンパウロ市東部ジャルジン・チエテ区にある公立学校の校庭で十日朝十一時半ごろ、警備員のホブソン・C・ペナルベさんが十二発撃たれて殺害された。事件当時、校庭は一般開放され若者らでいっぱいだったが、誰も犯行を見ず、銃撃音も聞いていない。警察は犯行動機を怨恨とみている。近所の人によると、被害者は正義感が強く、先週少女をつけ回していた一人の青年を殴ったという。
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 サンパウロ市北部ピリトゥーバ区の公立学校で、授業中生徒の一部が教室そうじをさせられたと保護者らが学校に苦情を訴えている。掃除人がいるのに何事かと母親はあきれ、自分が汚したのでないのに不公平と掃除した生徒。一方、学校側は公共の場をきれいに保つ意識を高めるためのもので、教育活動の一環として掃除を正当化している。