4月14日(木)
先月の文協ドミンゴコンサートに出演し好評だったピアノ奏者矢崎愛さんがリーダーのバンド、ジェレイア・ジェラルがきょう夜、グアルーリョス市のアダマストル劇場(七百人収容)で公演する。ジャズ、ボサノヴァから、サンバやバイオンのリズムに編曲し直した日本の童謡まで、幅広いレパートリーがバンドの魅力だ。普段はライブハウスでの活動が中心。劇場での演奏はこれが初めて。
矢崎さんは「地元の州立音楽学校の招待で実現した。童謡をブラジル風にアレンジしている点に興味を持ってもらえたのだと思う。期待を裏切らないよう頑張りたい」と張り切る。
ほかメンバーは草村芳也(ベース)、高杉圭(ギター)、ルイス・アントゥネス(ドラム)、ロベルト・アンジェロザ(パーカッション)。
演目の合間に、矢崎さんが日本音楽史の流れを説明する時間もあるという。
午後八時から。開演三十分前までに、劇場で配布する整理券を入手すること。マセド区モンテイロ・ロバット街690。