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酉年生まれ60人余集合=昔話などで楽しむ
4月19日(火)
ブラジル酉年会第七回昼食会が十日午前十一時から、サンパウロ市リベルダーデ区の岩手県人会館で開かれ、年男・年女合わせて六十人余りが集まった。今年から世話役が世代交代して若くなり、予想を上回る数の参加。九十六歳を迎え、同会最長老となる吉永房枝さん(熊本県出身)と武井誠さん(北海道出身)も顔を見せた。
出席者は、自己紹介や入植した移住地の話をするなどして親睦を深めた。「ある書籍によると、今年はすばらしい金運なんです」と自慢する男性も。
吉永さんは「一九二七年に移住。いいところだと聞いてモジアナ線に入ったけど、期待はずれでした。でもこういう会に来られることが出来て、長生きして幸せ」と話していた。