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七夕祭りの成功祈願=宮城県人会、新会館で
4月19日(火)
宮城県人会(中沢宏一会長)は、「二〇〇五年ブラジル宮城仙台七夕祭成功祈願祭」を十六日午前十時から、新しく建設された同県人会会館で行った。これは、すでにブラジルで定着してある「ブラジル宮城仙台七夕祭」の成功と益々の発展を祈るもの。
南米神宮の逢坂和男宮司により神式による祈願が行われた。
中沢会長は「今年で七夕祭を始めて二十七年。時代の長さを感じる。七夕をブラジルの地に定着させることができたのも、移民の方が日本への信用を勝ち取ってくれたからこそ。これからもこの祭をさらに広めることが重要だ」と話した。
鈴木運蔵同祭実行委員長は、「ブラジルだけではなく、中南米での七夕の普及に全力を尽くす」と、同祭に対する意気込みを見せた。
今年は新会館の落成を記念して、第一回ミス七夕カラオケ・コンクールが六月十九日に実施される。そこで選出された人が同祭での舞台に立てる。同祭は七月一、二、三日の三日間。