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憩の園を訪問、演奏=邦楽の美和会、椎の実学園

4月23日(土)

 邦楽の美和会(斎藤寿美江さん主宰)、深山会(斎藤深山さん主宰)、椎の実学園が、去る三月十七日、合同で憩の園を訪問した。一行は五十二人だった。椎の実学園は落合きよ子代表、ピアノの小山ゆう子さん、コーラス指揮の大刀ミリアンさんが引率。「さくらさくら」「荒城の月」「五木の子守唄」「秋の歌」「上を向いて歩こう」などを琴・尺八演奏、ピアノ、コーラスで披露、憩の園入居者を、正午、午後二時の二回にわたって楽しませた。
 美和会の斎藤寿美江さん、鈴木せい子さんによると、一行は食油、砂糖などの食料を五十キロ、みかん、マラクジャなどの果物、手づくりのまんじゅう、ひざかけ、敷布団を持参、寄贈した。帰途は、あけぼのホームにも立ち寄り、食料品を贈った。
 来る五月二十一日には、同じメンバーでサントスの厚生ホームを慰問する予定。斎藤さんらは「慰問演奏は私たちにとっても楽しい。椎の実学園の生徒、父兄たちも一緒に、と言ってくれる。施設側とも相談し、機会をみて、もっとやりたい」と語っていた。