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東西南北

4月28日(木)

 十年も影を潜めていたペスト菌にセアラー州ペドラ・ブランカ市在住の男性が感染した疑いがもたれ、ペルナンブッコ州のオズワルド・クルース病院で検査した結果、感染が確認された。地方では同菌を持つ野ねずみがおり、ノミを通じて犬や猫、人間にも感染する。ブラジルではリオ州のセーラ・ドス・オルゴンス地方とセアラー州の乾燥地帯の二カ所が危険視されていた。野ねずみを呼ぶ穀物倉庫のある場所が特に危険とされる。
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 サンパウロ市中心部のドゥッケ・デ・カシアス通りで二十六日朝、ホテルの手入れが行なわれた。三軒は閉鎖を命じられ、四軒は罰金を課され、十人が拘束された。セー区役所は、同付近のホテルが麻薬密売業者や犯罪組織の根城になっていると再々、密告電話を受けていた。ホテル・リオブランコは当局から営業停止を命じられていたが、六十二室に十五組のカップルが宿泊していた。水道や電気を無許可で引き込んでいたホテルもある。
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 ソロカバ市在住の年金生活者の女性(60)が二十六日、金属探知機に引っかかって銀行内に入れないのにいらだち、素っ裸に。その後立ち去ったが、シーンは録画されていた。
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 今週に入って急に冷え込んだサンパウロ市。二十六日は最低気温が一五・三度まで下がった(最高は二〇・五度)。寒気は当分居座るので上着を忘れないようにと気象予報士。
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 寒冷前線が引き起こした、高さ三メートルにもなる高波が二十六日、サントス市の旧市街地区ポンタ・ダ・プライアの海岸一・二キロに渡って押し寄せ、街路樹五本を倒し、バス停、歩道、護岸壁を破壊した。道路を超えて高波が入り、水没した地下の駐車場も。高波は秋にはよく発生するが、四月にこうした被害が記録されるのははじめてとのこと。