ブラジル国内ニュース(アーカイブ)
貨物列車脱線、オイル流出=を経て環境保護区に到達=リオ州
4月29日(金)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十八日、エスタード・デ・サンパウロ紙二十七日】リオデジャネイロ州イタボライー市で二十六日未明に発生した貨物列車脱線横転事故により漏れ出したディーゼルオイル六万リットルが二十七日午後、カセリブ、アウデイア川を経てグアナバラ湾のグアピミリン環境保護区(APA)に流れ込んだ。
脱線、横転した貨物列車はヴァレ・ド・リオ・ドーセ社が運営する中央大西洋鉄道(FCA)のもので、デュッケ・デ・カシーアスから同州北部のカンポスに向かっていた。十八両編成の四両が横転、うち一両からオイルが流出した。横転した貨車からさらにオイルが流出する可能性がある。
事故は午前四時半に発生したが、FCAが流出を報告したのは午前八時だったと環境団体は伝えている。事故原因もまだ発表されていない。FCAは州環境保護審議会などから五百万レアルの罰金を科せられた。
州環境技術基金(Feema)、州保安局、イタボライー市環境局の職員らは二十七日、同保護区でオイルの回収を開始した。同基金の職員は、魚の大量死の可能性など、今回の事故が周辺地域の生態系に壊滅的打撃を与えるとみている。
同保護区は一万四〇〇〇ヘクタールに及ぶリオ州最大のマングローブ林を有し、ブラジル発見当時の状態が保たれた数少ない地区だという。二〇〇〇年一月にはデュッケ・デ・カシーアスの製油所から一二九万リットルのオイルが同湾に流出、過去最悪の被害をもたらした。