5月5日(木)
山里アウグストさんの小説『七人の出稼ぎ』(日本語、本紙連載済み)とポ語版『OS7〃DEKASSEGUIS〃』出版記念会が、十二日午後六時半から、文協ビル貴賓室で行われる。既報の「五日開催」は一週間延期された。
記念会会場での頒布価格は、日本語版三十レアル、ポ語版二十レアル。
既報のように、両著はほぼ同時に書き進められた。ポ語版は翻訳版ではない。バイリンガルの山里さんだから成し遂げられたこと。それぞれ出自が違う、登場人物男女七人がブラジルから日本へ出稼ぎし、それぞれ問題を抱えて悩み、解決の糸口を探す姿を書かれている。