5月6日(金)
三月二十八日の定期総会で続投が承認されていた槙尾照夫理事長ら日伯文化連盟の新執行部が四日来社し、抱負などを語った。
デカセギブームの時代には三千人を数えたという日本語学習者も現在は千四百人と半分以下に減少。近年は経営難に苦しんだが、「理事十七人中六人が新しい人。ヴェルゲイロの本部内部もリフォームして気持ちいい空間になった。生まれ変わったアリアンサをみてもらいたい」と、槙尾理事長は心機一転を誓った。
昨年、文協の日本語コース(当時受講者五百人)を引き受けた。和ポ・ポ和辞書の売り上げも好調を持続している。来年創立五十周年の節目を控え、老朽化が進むピニェイロス校の売却、移転も視野にある。
篠又幸市郎副理事長は、「伝統と実績を生かして、サンパウロ近郊にも日本語学校を設ける計画も進めたい」との見通しを示した。
有北陽一ジョルジ副理事長、高田誉司夫事務局長も同行した。