5月11日(水)
5日朝、サンパウロ市内のSBC病院前で開かれたブラジル農協婦人部連合会(ADESC)主催のフェイラに大豆を使った新しい食べ物が登場し、顧客に振る舞われた。
玉腰豊子さん(ジャカレイ市)が工夫した『インスタント味噌汁』と、上芝原初美さん(ピラール・ド・スル市)の『大豆入りのり巻き』。どちらも主婦ならではの健康志向食品だ。
味噌汁は手作り味噌にワカメ、油揚げ、ネギを加え、本ダシを少々入れたもの。味噌は火を通してあるのでお湯を注ぐだけで食べられる。のり巻は二種あり、一つはマヨネーズ、ショウガ、大豆を入れたちょっぴり甘いタイプ。カルシウムとタンパク質の同時補給をと考えたのがジャコ佃煮と大豆ののり巻だ。
試食した顧客の反応はおおむね上々。「7月の日本祭りに出品を考えていたので自信になった。今後も工夫を重ね、祭りでは多くの人に喜んでもらいたい」と、二人は〃大豆食普及〃に意欲を見せる。