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健康ブームに乗って=サンクロレラ=知名度上昇中=本社重役が視察に

5月12日(木)

 サンクロレラ・ブラジル社(西村允之社長)が参加している国際健康食品展(ナチュラルテック)を応援するために、京都の本社から国際本部の浅井宏一本部長、中谷光作取締役が五日に駆けつけた。同社は〇三年四月に設立され、今年初めに輸入許可が下りたため、二月に本格的な販売を開始したばかり。十日に帰国する。
 イビラプエラ公園内のビエンナーレ会場で行われている同食品展について、中谷取締役は「クロレラの知名度を上げる絶好の機会になりました。知らないからと、どんどん我々のブースに人が集まった。健康に対する関心の高さを感じました」との感想を述べた。
 十五年ほど前、日商岩井の駐在員時代にブラジル経験のある浅井本部長は「ここには愛着がある。ヨーロッパ、中国、北米の次は南米、しかもサンパウロだと思いました」という。
 浅井氏らに海外戦略を任された六年前は、日本以外での売上げは全体の三~四%だったが、現在は二〇%にまでなった。販売拠点のある国は約三十カ国。特に北米の健康ブームにのって売上げがのびた。
 同社が販売しているのは錠剤「サンクロレラA」三百粒入りが百二レアル、千五百粒入りが四百三十四レアル、エキス一リットル入り瓶「ニューゴールド」が五百三十五レアル。問い合わせは(電話=11・3262・5201)。