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アレグレ開拓80周年=7月に記念式典=サンパウロ市近郊からも参加を

5月12日(木)

 ノロエステ線ブレジョ・アレグレの開拓八十周年式典・祝賀会が七月二十四日、同地の日本人会開館で開催される。
 在サンパウロ近郊アレグレ郷土会の酒井清一会長は「高齢者が多いので次の九十周年はこちらから赴くのは難しくなる。今回はバス一台を一杯にしたい」と、参加を呼びかける。
 サンパウロからの訪問者は七月二十三日午前、リベルダーデ広場を出発。途中、ノロエステ線開拓の父上塚周平碑(プロミッソン市)を参拝し、多くの開拓先亡者が眠るビリグイ市墓地にも立ち寄る。ビリグイ市内のホテルで一泊。翌二十四日、アレグレ記念塔法要式に参加しアレグレ墓地を詣でた後、記念式典・祝賀会に出席する。
 稲作や綿花栽培で栄え最盛期には日系三百家族を数えたものの、一九三七、八年を境に流出が目立ち始め、現在は約三十家族が残るのみだという。
 申し込みは七月十五日まで。料金など詳細問い合わせは酒井さん(電話11・5581・7668)。