5月21日(土)
【既報関連】サンパウロ日伯援護協会(和井武一会長)は十九日に定例役員会を開き、外国人登録の切り替えを一括して行うため、連邦警察に働きかけていくことを正式に承認した。これを受けて近々、移民関係の部署で働くナカマツ・パウロさん(沖縄県系三世)に話を持っていく考え。本人も前向きな姿勢を表明しているという。
与儀照雄監事(沖縄県人会会長)は「ナカマツさんは、県人会の青壮年会によく参加している人。『自分に出来ることがあるなら手伝う』と、言っています」と語り、実現可能性は高いようだ。
会場は文協ビル展示室を予定。連邦警察との交渉具合をみて、文協にも協力を仰ぐ。
役員会で、尾西貞夫第一副会長は「困った人を助けるのが、われわれの役目。一世にはポルトガル語が苦手で、手続きにまごつく人もいるでしょう。ぜひ、係官を呼んできたい」と訴えていた。