5月24日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二十三日】寒冷前線の北上でサンパウロ市内は寒波に見舞われ、二十一日から二十二日にかけての二十四時間で気温が一気に十度近く下がった。二十一日は二十四度で暑さを感じさせたが、二十二日には十五度となり市内はオーバーやセーター姿に一変した。これまで平年より二度高い二十九度が二十日も続いたこともあり、寒さが身にしみて一カ月早い冬の到来を思わせる七月並の気温となった。
南部地方ではサンタ・カタリーナ州サンジョアキン市で氷点下二・二度、リオ・グランデ・ド・スル州ボン・ジェズス市で同様一・二度、同州パッソ・フンド市では一・五度だったが、降霜が襲った。サンパウロ州海岸地帯では二十度と冷え込みは少なかったものの、カンポス・ド・ジョルドン市では十一度と、サンパウロ州で最低となった。
二十四日には寒冷前線がサンパウロ市から北上して遠ざかるが、曇り模様は続く。さらに二十五日には南極で発生した新たな寒冷前線がサンパウロ市上空を覆うため、さらに天気が崩れ、冷え込む見込み。