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東西南北

5月25日(水)

 アウキミンサンパウロ州知事は二十三日、ポンジーニョと電気料金の流通税(ICMS)減税を発表した。ポンジーニョは従来の七%からゼロへ。電気料金は月間消費量九十キロワット/Hまでは免税という。その他電話サービスのICMSは二五%から一五%へ。港湾設備の建設資材に課税の輸入税は免税。アルミニウムは、従来の初期段階から課税したICMSを最終段階の圧延のみとした。
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 国家公務員試験で合格するように便宜を図り、謝礼を受け取っていた法務省係官七十七人が二十三日、ブラジリアで逮捕された。不正行為を立案したのはエリオ・オルチス法務技官とみられる。共犯者には軍警大佐や大尉三人、少佐、議員補佐、情報部職員、試験の設問を考案した大学関係者、その他省庁の高級官僚が関与した。不正は全国的に展開され、逮捕者は百四人に上る。
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 一九五〇年代初めから七四年までピエロとして初めてテレビ番組「アレリーア・サーカス」に出演し、人気を博したヴァウデマール・セイセル氏(99)が二十三日早朝、リオ市内の病院で肺炎のため死亡した。同氏の出演した映画は二十作品を超える。同氏は子ども三人、孫十人、ひ孫十一人、玄孫一人に恵まれた。
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 二十三日は全国各地で不安定な天気となった。北東部地方は各地で豪雨となり、ペルナンブッコ州レシフェ市では、年金生活者の女性(65)が豪雨で発生した濁流に飲まれ溺死。セアラ州フォルタレーザ市では八百七十軒の家が浸水した。サンパウロ州ベルチオーガ市の沖合では漁船が高波で難破し、漁師(29)が溺死。サントス市も高波の被害を受けた。リオ・グランデ・ド・スル州ではマイナス三度と州内で今年最低の気温が観測された。二十六日から始まる連休も天気は全国的にぐずつくとの予報。