5月31日(火)
もっと指導レベルを上げたいけど、訪日研修は年齢でひっかかる……。そんな意欲的な壮年層の日本語教師を対象にした「ベテランじっくり勉強会」が七月四~八日までの五日間、サンパウロ市のブラジル日本語センターで開催される。
主催はJICA・OB会。日本での日本語研修経験者の集まりだ。中田みちよ会長は、「JICАに負担をかけないような研修会を自助努力で行ないたいと考えていた。今回は試金石です」と話す。
また、「ベテラン」と銘打った背景には、「日本語センターでは新人教師向けの研修が多い」(中田会長)との事情がある。
中田秀光(JICAシニアボランティア)、西沢紘子(日伯文化連盟中上級講座講師)、中隅みつ子(日本語センター通信講座読解担当)、菊池渡(サンパウロ大学日本文学専任講師)の四氏が講師を務める。
「日本で身に付けたスキルをなかなか普段の授業に反映できないと悩んでいる教師の方もぜひ参加して欲しい」と、呼びかける。
申し込みは六月十五日まで。参加費はコーヒー・弁当付きで百レアル。 詳細問い合わせ、申し込みは中田さん(電話11・5084・7112)。