ブラジル国内ニュース(アーカイブ)

洪水の解決策はこれだ!=不可抗力とあきらめるな

6月1日(水)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十九日】セマグ工務店社長でカンピーナス大学地質学教授のルイス・F・ヴァス氏は、サンパウロ市の洪水の原因が無計画な地面舗装化と下水溝の不足、小川の治水対策不在、集中豪雨の時排水口にゴミがつまることなどが集中的に起きるためとしている。
 チエテ川のしゅんせつ工事が完了しても、洪水は免れないという。サンパウロ市は過去数十年、洪水を不可抗力な自然災害とみなした。チエテ川とピニェイロス川は、サンパウロ市のトイレの排水口であることに気付かないのか。
 これまでチエテ川流域やピニェイロス川、タマンヅアテ川、アニャンガバウ川、バンデイランテス川や、その他多くの川の流域が、サンパウロ市の雨水のハケ口だった。それが高速道路に変化した。
 古い地図によればタマンヅアテ川は、川幅が沼地も入れて十キロメートルあった。チエテ川は上流のモジ・ダス・クルゼス市からセボロンまで広い幅の沼地があった。それが全て埋め立てられた。
 問題は、チエテ川のセボロンからバルエリまでの三十七キロメートルの川底に岩盤の層がある。この岩盤がチエテ川の流れを遅くしてしまうのだ。
 解決策は、この岩盤下に地下鉄用トンネル大の地下抗を掘るのだ。そうすればチエテ川の水流は、速くなって大量の雨水を流す。工事費は三億五千万ドルでできるという。

こちらの記事もどうぞ

Back to top button