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東西南北

6月2日(木)

 軍事法廷は、全国の兵営内で兵士に対する拷問が常習的に行われていたことを公表した。教練の体罰として電気ショックやこん棒による殴打は普通。裸で目隠しされ、両手を縛られた状態で豚のマネを命じられたり、喫煙者が舌で煙草の火を消すよう命じられた例がある。拷問は法令で十六年以下の禁固刑に定められ、保釈金は認められない。兵営内で冗談をいうと即体罰となる。
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 検察庁は三十一日、ファストフードのマクドナルドが七八〇〇万レアルの罰金を免れるために、国税局高官が経営するコンサルタント事務所RPNへ一五〇万レアルを支払ったと告発した。マクドナルドは、ロイヤリティの支払いとして経理処理した後、法人税から差し引いた。RPNのノゲイラ社長は、一五〇万レアルは講習会の講義に対する報酬だという。
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 サンパウロ市北部パルケ・ペルシェ区で三十日夜、五人組の男が傘の製造工場に押し入ったが工場主に見つかり失敗、警察に取り囲まれた。銃撃戦の後、五人は屋根伝いに逃走を試み、うち三人は近所の家の天井裏に潜んだが天井が落ちてベッドの上に転落、裏庭に隠れていた二人と共に御用となった。住人は別の部屋にいて無事。天井の修繕費は三千レアルだとか。
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 マナウス市が予定していた、貧困家庭の子供を支援するプログラムで配給が予定されていた一六トンの食料が傷んでいることがわかり、豚のエサと廃棄処分になった。食料は企業OLPが提供、提供前の腐敗が確認されば交換すると発表した。
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 保育所関係者約百人が三十一日、サンパウロ市役所前に集まり、昨年九月以来滞っている市のから経費支給を訴えた。資金不足ですでに四カ所以上の保育所が閉鎖に追い込まれたという。市は同日、支払遅れを否定。保育所責任者のせいと反撃した。