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自動車をカメラで監視=盗難車などの摘発強化=サンパウロ州
6月3日(金)
【エスタード・デ・サンパウロ紙二日】サンパウロ州保安局とサンパウロ市交通局は共同で、街路や州道に走行車を監視するカメラの設置を検討している。実施は九月以降の予定で、現在カメラのテストを行っている。これにより、盗難車や誘拐事件の捜査のほか、自動車税や罰金の未納車、ロジジオ(都心乗入規制)違反の摘発が可能となる。
カメラは同時に設置予定で、数十カ所の検問所手前二キロに置かれ、違反車のプレートを読み取り衛星通信で当局のデータバンクに入力される。そこで問題車と判断されると検問所に連絡され、車を止めて取調べが行われる。問題は所要時間で、当局は五秒で処理することを条件としている。テストでは時間が遅すぎて車が検問所を過ぎた後にデータが送られてきたカメラも見受けられた。
テストは四月、道路警察によりバンデイランテス道で行われ、一日で二十台の盗難車と二百台の車検未納車が摘発された。カメラは性能により一台八〇〇〇レアルから一万五〇〇〇レアルかかるが、入札によって業者が決定される。
自動車税の未納は昨年百四十万台を超え全体の二七%に達し、州は二億五〇〇〇万レアルの未収入となった。ロジジオの違反もほぼ同じ二五%で、昨年の罰金三百十五万件のうち四十二万五千件で一三・五%を占めた。