6月7日(火)
サンパウロ日伯援護協会(酒井清一会長)の会員が三日午後、一万六千人に達し、記念すべき入会者になった大久保つねさん(66、茨城県出身)に花束が贈られた。一万五千人になったのが、昨年の今ごろ。約一年で、千人増加を達成した。
大久保さんは五月十八日に、着伯したばかり。娘夫婦を頼って、シルバー移住してきた。「ブラジルは気候も良いし、住みやすそう。日本語も通じるので、不安はありません」と、新生活に期待をかけた。
これに対して、具志堅茂信援協事務局長は「ブラジルに長年住んでいる人でなく、日本から来た人が区切りの番号を手に入れるのは、珍しい。幸先良いですよ」と話していた。
年会費(個人)は四十七レアル。援協診療所・巡回診療・友好病院での診察、検査に家族を含めた会員割引がある。会費は主に、福祉部での援助費用、各施設の運営費などに充てられている。