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イタペチ日本人会=観光農園ルートを紹介

6月7日(火)

 サンパウロ州内から百五十市の参加を得て、第四回サンパウロ観光サロンが二~四日までサンパウロ市内サンルイス・イベント・センターで開催された。日系からはモジ市を代表してイタペチ日本人会(梶田ジロウ会長)が農園観光ルートを紹介したほか、ガルサ市からは桜祭りをPRし太鼓を披露した。
 「たくさんの市から代表が来てますが、日本人会を中心にやっているのはここだけ」と語るのは、芳賀和恵さんだ。遠藤雅紀副会長も「今回、たくさんの旅行業者の方に観光ルートがあることを知ってもらいたい」と張り切っている。
 同日本人会ではSEBRAEやモジ市役所からの協力を得て、花、蘭、果物の三つのルートを始める。それぞれ生産農家を見学してもらい、最後に日本人会館に用意したおみやげコーナーで特産物を買っていってもらうものだ。
 花ルートは一年中で、主にアジサイ、Diplanenia(アマゾン産の朝顔)、観賞用唐辛子など。蘭ルートも一年中見学でき、カトレア、バンダ、胡蝶蘭、オンシジウム、シンビジウム、デンドロビウムなど。果物は主に柿、ポンカンで、三月から五月まで。
 各ルートとも半日で回れ、二十人のグループなら一人十八レアルで無料ガイド付き。二十人以下だとガイドは有料となる。現在は週末から祭日のみだが、予約が必要。問い合わせや予約は同会館(11・4727・7593)まで。
 当日は〃ブラジルのスイス〃カンポス・ド・ジョルドン、ロデオの町バレットス、オランダ人移住者の町オランブラなど各地から観光局や旅行社が来て、約一万人と推測される来場者からの熱心な質問に答え、パンフレットなどを配っていた。