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6月7日(火)

 今回、大統領専属通訳を務めた村山サンドラさんは、新橋駅の群集に大統領が入っていく時の様子を、「すごい注目を浴びていた。ブラジルでよくやるように、みんなの中に入っていって抱擁していた。大統領はご満悦の様子でした」という。連邦議会などでは大金を使って購入したと不評な専用機「アエロルーラ」だが、「意外とシンプルでかえって驚きました。大会社の社長さんとかが使っている飛行機のほうが、はるかに豪華ですよ」とのこと。
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 琉球舞踊の舞踊家を目指す日系ブラジル人に奨学金二十万円。受けたのは、今年度サンパウロから沖縄県立芸術大学に一年間県費留学した斎藤レアンドロ悟さん(17)、授与したのは沖縄県国際交流・人材育成財団(那覇市)。舞踊を学ぶ人に奨学金、というのは、いかにも沖縄県らしいが、斎藤さんも並みでない。本場で学びたい、と日本語学習に取り組み、十一歳の時から毎年夏休みを利用して訪沖、谷田嘉子扇寿会家元の下で特訓を受けていた。
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 日本将棋連盟会長がこのほど、中原誠永世十段から米長邦雄永世棋聖に変わった。これを受けて、ブラジル将棋連盟は就任祝いの手紙を送付。合わせて、世界最大の将棋人口を抱えることを売り込みたいところだとい。そう言えば、米長新会長は戦後移住五十周年のころ、来伯の話が持ち上がっていた。渡航費やギャラなどの交渉がうまくいかず、結局頓挫してしまった。また、〃片思い〃にならなければよいが……。