この十一日に予定されていた中国政府に対する平和的抗議活動が延期された。移民国家ブラジルでやることでもなかろう、という意見が周りでも多かった。
さて。日本人だから、ということでもないだろうが、中華料理店では、その接客態度に不愉快な思いをすることが多い。
自然、親日派が多い台湾系の店に足が向く。笑顔一つで料理の味も変わることを実感、会話もある。
リベルダーデのある店の夫婦は、ブラジルに四年。「物価の高い台湾で、商売をするのは難しい」とのことで、南アフリカにも十年以上いたという。
一番の心配ごとはやはり教育。息子の高校進学は、台湾か南アフリカを考えているという。
奥さんに、中台関係について聞くと、ただ微笑。やはり、ブラジルではこのスタイルが相応しい。 (剛)
05/6/10