6月11日(土)
移民の日に下元胸像の除幕式を迎えるものの青年隊協会関係者の中には進んで掃除などの管理をしていくと考える人は少ない。「招待状は出す」ものの「反対派」が除幕式に参加するかもはっきりせず、不安は残ったままだ。胸像の前に協会の土台を建てなおしたほうがよいのではないだろうか。
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十日付の弘田智康さんに関する記事中、もちつき会が十二日とあるのはきょう十一日の間違い。お詫びして訂正します。年に二度もちつき会を行っているという弘田さんは、「もちを食べると病気が治るよ」。
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広島でブラジルの文化紹介を行っているブラジル雑貨店「エスパッソブラジル」に、広島県人会の大西博巳会長が、ポルトガル語の教科書、百四十冊を寄贈した。数学や地理、歴史など幼稚園~小学生向けで、教師用の教材だという。大西会長の夫人、テレーザさんが経営する学校からのもの。「エスパッソブラジル」では、一覧票をHP上で公開、「非常に貴重なもの。有効に利用して欲しい」と呼びかけている。
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親日音楽家ジョルジ・カヌートさんが先週からラジオ番組「BANZAI BRASIL」を始めた。さっそく宇多田ヒカル、夏川りみなどの最新歌謡曲を紹介し、好評を得たそう。訪日演奏八回を数えるカヌートさんは、豊富な日本体験も番組で語っている。日本文化、日本移民についても積極的にPRしていきたいとのこと。土曜、日曜午後二~四時までの二時間で、メガスターFM101・3。聴取可能なエリアはサンパウロ市内のみ。