6月15日(水)
ジェトロ・サンパウロセンターの横山博之事業部長(40、大阪府出身)がこのたび、帰国することになった。後任の井澤俊和氏(39、長野県出身)が九日付で着任。両氏が十三日午前、挨拶のため来社した。
井澤新事業部長は専修大学を卒業後、旧通産省(経済産業省)入り。ブラジルに派遣されるまで、ロシア・旧ソ連圏の経済・貿易・投資関係に携わっていた。海外赴任は、初めて。 「ブラジルは大都会だと聞いていたけど、聞くと見るとは大違い。日本企業や日伯関係促進に役に立てれば」と意欲をみせる。任期は、三年の予定。
横山氏は、経済産業省本省に戻る。「小泉首相の来伯やルーラ大統領の訪日で、両国関係は活発化。これから期待が持てそう。その準備段階に居合わせたのは、幸運だった」と振り返った。