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日本祭り出店準備=すべて自然食品を――弓場農場、借り切りバスで参加へ――

6月16日(木)

 七月十五日から行われる日本祭りに向けて、弓場農場が今年も準備を始めている。出店を始めて今年で四年目。毎年恒例の、花梅で作った漬物を始め、千枚漬け、福神漬けや、花梅、ゴイアバ、パイナップル、グレープフルーツで作ったジャムを販売する。
 今年の日本祭りの担当は弓場らおりさん、大五さん、的さん。「日本食に限らず、うちの農場で作れるものを一番に考えている」と話すようにコカーダなども販売する考え。人気のラーメンは今年も出品しない。その代わりに今年初めて餅シューマイを販売する。これは餅のまわりに肉をつけたものを具にしている。二百キロの肉を持って行き、会場で冷蔵庫を用意するなど大掛かりだ。
 このように大掛かりになってきたのは去年から。毎年日本祭りに出店するにつれて商品の人気が高まってきたそう。そのため、今年は初めてバスをチャーターし、約二十人で会場まで行く。「今からみんな日本祭りを楽しみにしてます」とらおりさんは話す。
 また、「弓場農場の一番の人気商品は油味噌」と自負するように「今年はなるべくたくさんの利益を上げて、味噌製造専用の工場を建設したい」と目標を話した。その他に、酢味噌や、白味噌なども作っている。「弓場農場で作る商品は防腐剤など一切入ってません。全て自然のもの。是非食べてみてください」とアピールしている。