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太鼓協会に=日本から=指導者=渡辺さん父子25日着伯

6月23日(木)

 日本太鼓連盟は、近く連盟の一級指導員・渡辺洋一さんとその息子・直人さんを派伯、ブラジル太鼓協会(渡部一誠会長)の生徒たちを指導する。
 渡辺指導員は、五八年生まれ、太鼓集団「天邪鬼」代表。十八歳で助六太鼓保存会(東京都文京区)の研修生として入会、二十一歳から助六太鼓のプロとして活動、七年間リーダー、国内外の多くの舞台で活躍した。八六年「天邪鬼」を創設、リーダー、現在に至っている。
 直人さんは、十歳で初舞台、九七年、里見浩太郎の名古屋公演の太鼓を指導、出演。〇二年にはイギリス・エジンバラでの「天邪鬼」一カ月公演に出演した。
 渡辺さん親子は、二十五日着聖、同日午後七時からニッケイパラセ・ホテルで歓迎会。七月十一日まで、国士館、スザノ、ソロカバ、ジュンジアイ、ロンドリーナ、サンパウロ、リベイロン・プレトなどで指導する。協会では、指導開始時間は各会場とも午前十時、指導を希望する人は、名前をカタカナで書いたクラシャーを着用し、自分の太鼓を持参するよう指示している。指導を受けた人に「セルチカード」を出すという。