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巡回診療に頭下がった=レジストロで感謝

6月24日(金)

 [レジストロ]サンパウロ日伯援護協会の巡回診療が、十五日、当地文協会館で行われた。午前八時半に診察が始まり、六十二人が受診した。血液検査、検便、検尿、検眼、婦人科検診など検査数は百三十八。日伯両語で説明してもらえるので、来診者たちは喜んでいる様子だった。
 診療班は、根塚弘班長、肥田ミルトン医師、宇高ルイス医師、森イエダ医師、松田パトリシア医師、須釜スエリ医師、飯田アルツール助手の七人。
 根塚班長の話によると、巡回診療が始まったのは、援協が創立された四十六年前。以来、一年も欠かさず、リオ、サンパウロ州内、マットグロッソ、ミナス、ゴヤス、ブラジリア方面など八十七カ所を回っているという。一年間、約百十日旅暮らし。受け入れた文協では「頭が下がります」といっている。(金子国栄さん通信)