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PT幹部らが選挙資金要求=ショッピング建設許可の見返りに=マウア―市

6月28日(火)

 【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十六日】元労働者党(PT)党員で、現在サンパウロ州マウア―市住宅局長のアウチーヴォ・オヴァンド・ジュニオール氏は今年二月、PT幹部が選挙資金として一八〇万レアルを同市の企業に要求し、受け取っていたことをサンパウロ州検察局に証言していた。
 同氏によると、金のやり取りは二〇〇〇年、市長がPT党員のジアス氏だった時に行われ、ヴァウデミール・ガレッタ元サンパウロ市特別計画部長が取り仕切っていた。ガレッタ元部長は、マルタ前サンパウロ市長が市長選挙に出馬した時、広報を担当。金はマルタ候補と再選を目指していたジアス市長の選挙に使われたという。またオヴァンド氏は証言の中で、メントール連邦下議とジルセウ前官房長官の名前も引き合いに出していた。
 金を要求されたのは、スーパーやショッピングセンターが専門のペラルタ投資会社を中心とする企業グループで、当時同社はマウアー市にショッピングセンターの建設を計画、建設許可、インフラ整備、免税措置などを同市に要請していた。計画を知ると、ガレッタ部長とメントール下議がペラルタ社長との会合を要求。会合の場で「金がなければ、ショッピングセンターは建たない」と述べた同部長が、一八〇万レアルを選挙資金として要求したとオヴァンド氏は証言した。
 同社は六回分割で支払に応じ、二〇〇〇年十一月にPT本部に四万八〇〇〇レアル、マット・グロッソ・ド・スル州のフラッシュ・コミュニケーション社に二五万二〇〇〇レアルを支払った。フラッシュ社は同州のゼカ知事(PT)と関係を持ち、提供された資金はマルタ候補の選挙宣伝費に使ったと裁判所に報告したとされる。残りの支払は現金で行われたという。
 PT本部は二十四日、オヴァンド氏の証言を否定し、ペラルタ社から受け取った金は同社の自発的な献金であり、合法的なものであると表明した。

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