6月28日(火)
南米の両雄が決勝で激突へ――。各大陸王者が争うサッカーコンフェデ杯でブラジルは二十五日、準決勝でドイツを三対二で下し決勝進出を決めた。
開催国ドイツは地元の声援を背に、前半早々からブラジル相手に優位に試合を進めるがゴールを決められない。ブラジルは前半二十一分にアドリアーノが蹴ったFKが相手選手に当たって幸運な先制点。その後積極的な攻め合いが続き、前半は二対二のタイスコアで終えた。
試合を決めたのは再びアドリアーノ。後半三十分に持ち味の強引なシュートで決勝点を挙げ、ドイツを振り切った。
二十六日に行われたもう一方の準決勝ではアルゼンチンがメキシコを一対一の延長の末、PK戦で下した。ブラジルとアルゼンチンの南米対決となる決勝は、ブラジル時間で二十九日午後三時四十五分から行われる。