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6月30日(木)

 ボリビアのサンファン移住地は今年、入植五十周年を迎える。サンファン日本ブラジル協会が発行しているABJ通信六月号によると、二十日に式典が行われるほか、日本の歌手によるコンサートもある。一連の記念スポーツ大会では、柔道を皮切りに駅伝、サッカー、ソフトボール、バイクレース、野球、卓球、もちろんゲートボールとその華々しさにビックリ。
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 JICAの元シニアボランティアが十年振りに来伯し、派遣されていた知的障害者施設、「こどものその」に向かった。十年一昔というので、入所者や職員も代わっていると思い、不安だったそう。かつての面々に余り変化はなく、抱きついて喜ぶ入所者の姿も。感激したこのシニア、七月初めに入所者たちにカレーをご馳走するつもりという。
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 パラグァイのラパス移住地に赴任、さきごろ帰国したJICAシニアボランティアの吉野賢一さんが、移住地のあるイタプア県から「名誉県民証」を贈られていた。その功績は、手づくり豆乳石鹸、竹炭石鹸を指導したこと。同シニアは「一村一品運動」を推進するため派遣され、県内全域に技術を移転したというから、所期の目的は十分に達成されたことになる。ブラジルで指導を受けたいところがあったら、来期来てもらうように申し込んだらいかが。
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 今日から、現在ブラジル各地の派遣先で活動を行うJICA青年ボランティアのリレーエッセイ企画「最前線から」が始まった。本紙三面で、毎週木曜日付けの掲載。ブラジルでの生活を始めて間もない彼らの目で見た、それぞれのブラジル、日系社会。現代日本で成長した若者の視点、各職場での奮闘ぶりを読者諸兄はどうお感じになるだろうか。ご期待下さい。