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6月18日に制定=「日本移民の日」=パラナ州議会

7月1日(金)

 パラナ州でこのほど、六月十八日を州の「日本移民の日」に制定することが決まり、同二十一日、クリチーバ市の州議会議事堂で記念式典が行われた。萩生田浩次クリチーバ総領事、州内の日系団体関係者など約五百人が出席。会場では太鼓や生け花、書道など日本文化の紹介も行われた。
 「移民の日」制定は西森ルイス州議の提案によるもの。州議会で日本移民の日を記念する行事が開かれるのは初めてのことで、日系人のパラナ州への貢献が評価されたといえる。西森州議は「来年以降も続けていきたい」と意欲的だ。
 またこの日は、先日スダメリス銀行が発売した資金プラン「日本移民百周年CAP」について同銀行とパラナ日伯文化連合会、パラナ文化運動連盟、クリチバ文化体育協会との間で契約が交わされた。
 今後、同団体を通じて州内の日系団体などに販売され、収益の一部が日本移民百周年事業や地方日系団体への寄付にあてられる。