7月5日(火)
「シガウーショ」って何だ?。滋賀県とリオ・グランデ・ド・スル州とは、友好(姉妹)協定を結んでいる。滋賀県は交流に熱心だ。県からさまざまな分野の職員が派遣された。役目を果たして帰国したその職員たちを「シガウーショ」と呼ぶのだそうだ。「シガ」と「ガウーショ」をくっつけた造語。さきにリゴット州知事が滋賀県を訪問した際、浴衣姿の知事とシガウーショとの懇親会が開かれ、盛り上がったそうだ。
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十六、十七日に南米中から剣士が集まって剣道の南米選手権大会と全伯大会が行なわれる。前者のほうが上手い人が多いかと思いきや、ブラジル以外の国での剣道はまだ歴史が浅く日本人が少ないため、全体的なレベルが下がってしまうらしい。近年剣道を始める人は日系人以外の人の割合が多いというが、日本の伝統はどこまで確実に伝わっていくだろうか。
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日本人観光客の間で最近、コーヒー染めのネクタイが人気を集めているそう。値段は百十レアルと少し割高だが、「変り種」(土産物店店員)ということで、日本に持ち帰っている。この商品は、安価な中国製に押されて、困った繊維関係者が知恵を絞って生み出したもの。ブラジルで、生産者はまだ一人しかいないという。