バッテパッポ
7月15日(金)
この時期、学校の休暇を利用して旅行に出掛ける家族が多い。サンパウロ市のアパート管理会社によると七月は、五十万世帯のアパートが旅行で空部屋になるという。当然空き巣や強盗の稼ぎ時で、警察によると、被害は一週間に一件の割合となっている。そこで防犯対策として、鍵は二重三重に堅固なものとし、隣の信用できる住民に預けること。何か異変が起きたら部屋に入ってもらう。また旅行先の電話番号も置いていくこと。守衛などには決して鍵を預けないこと。郵便物は保管してもらい、部屋に放りこまないようにする。郵便物がたまることは留守を意味する。旅行から戻った時は疲労がたまり荷物が多く、油断することが多い。犯罪人はいつも隙を狙っていることを忘れないこと。などが注意事項として挙げられている。
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マンションなどの集合住宅内での節水を目的とした新市条例が発令された。水道料金はコンドミニオ(共益費)の中で従業員の給料に次ぐ高額を占めている。節水により経費の削減を狙うもの、新条例では各室ごとに水道メーターを設置し、各自が代金を支払うことも規定した。しかし現存のマンションは無理なため、新築分からとなる。このほか、まだアイデア段階だが、シャワーやトイレの水量規制、雨水の利用、洗濯水の再利用などが挙げられている。
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カジュなどの加工を手がける大手食品メーカーのフラフト・フードは、セアラ州のカジュ採取農家百五十家族に山羊を贈ることに決めた。カジュの採取は九十日間のみで農民は残りの期間は収入がなく、最賃の半額の貧困手当で生活している。このため山羊を飼育して繁殖させ、家計の足しにするのが狙い。ミルクも取れることで栄養補給につながる。山羊は一年に四頭の子を産むので、その内の一頭を山羊のいない農家に無料で与えることを義務づけている。これにより一大飼育地として発展することを期待している。同社はこれにより農家を定住させる一方、カジュ採取の労働力の確保という打算も動いている。