ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | 雪、霜、気温は氷点下=南部で今年一番の冷え込み

雪、霜、気温は氷点下=南部で今年一番の冷え込み

2005年7月21日(木)

 【エスタード・デ・サンパウロ紙二十日】南部地方では十九日、今年一番の冷え込みを記録した。サンタ・カタリーナ州サンジョアキン市(州都フロリアノポリスから二七〇キロ)では氷点下四・二度となった。同州ウルペマ市の山間部はマイナス三・七度となり降雪を見た。フロリアノポリスも最低六・六度と今年最低を記録した。同州の気象庁によると、天気は回復に向かっているものの、低気圧が依然上空を覆っており、山間部では氷点下の気温がここ当分続くと予想している。
 リオ・グランデ・ド・スル州も今年一番の寒さとなった。モンテ・ネグロ市の標高一四〇〇メートルの山間部でマイナス三・六度となった。ノーバ・ペトロポリス、カネラ、グラマド、サンフランシスコ・デ・パウラの各市では雪見ツアー客で一杯となっていたが、この日は降雪がなく、一面に広がった氷の自然風景を楽しんでいた。
 パラナ州クリチーバ市では二・七度で広範囲にわたって降霜となった。サンパウロ市では日中十五度となり、今年最低を記録した。明け方は十二・一度で、今年では七月九日の九・四度に次いだ。