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大耳小耳

2005年7月22日(金)

 七十年の同窓会を開いたヴァルゼングランデ日語校。会場となった同文協には今も、六十年近く前に建てられた最初の寄宿舎がある。会に出席した人の中には、かつて自分が暮らした場所を訪れる人もいた。コチア産組が所有していた同文協の土地は、これまで二回レイロンにかけられたという。落札されることはなかったが、いつ三回目がくるかは分からないと関係者は語る。スドエステ初の野球場、日語校校舎、そして寄宿舎。出席者はどのような思いで見つめただろうか。
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 時計修理店店主、松本善方さんによれば、最近副業にしている代筆の注文がよく入るようになったそう。主に、位牌に字を書いてほしいという内容。世代交代が進んだためか僧侶がいないのか、二十年前とは比べものにならないとか。また、タトーに漢字を使いたがる若者も増加中だという。アルファベットをローマ字にし、客のイメージに合わせて松本さんが漢字を選ぶ。「ロドリゴ」と言っても、漢字の当て方はたくさんあるが……。
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 取材で出会ったイタリア系の女性。先週末に行われた日本祭を訪れ、大好きな日本食を満喫したという。彼女がビックリしたのは、学生時代に知り合った日系人のほとんどと会場内で出会ったこと。「他のコロニアのイベントでそんなことはありえない。日系人で結束力が強いのね」と感心しきりだった。
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 盛況だった県連日本祭り。宴のあとには、ご多分に漏れず各種の落し物があったようだ。メガネなど小物のほかハンドバッグ、イデンチダーデまであったとか。心当たりのある人は県連までお問合せを。