2005年7月30日(土)
【フォーリャ・デ・サンパウロ紙二十九日】政府は下半期、住宅ローンへの融資金を二五億二六〇〇万レアル、昨年同期比で五〇%増額すると決定した。資金は、ポウパンサ(貯蓄預金)の資金を充当し、物件は新築と中古家屋を対象とする。
金利は、年最高で一二%プラスTR(参考金利)。融資額は上限三五万レアル。各銀行は、ポウパンサで集めた資金の六五%をローンに充当する。
通貨審議会は他に、セアラー州立銀行とサンタカタリーナ州立銀行、ピアウイ州立銀行の民営化も決定した。入札にはイタウー、ブラデスコ、ウニバンコ、GEなど四行が参加を申し込んだ。
最低指値は、五億四二七〇万レアル。入金は一〇%、残金は公債などの支払いも容認。セアラー州立銀行は七十支店を有し、資産総額は三億六八〇〇万レアル。