ホーム | コラム | 大耳小耳 | 大耳小耳

大耳小耳

2005年8月2日(火)

 YOSAKOIソーラン初出場の若葉チーム。クリチーバの梶原ヒロシさんの子ども六人だけで踊り始めたのが最初だという。そのうちそれを見ていた子どもたちが参加したいと言うようになり、今では九歳から二十一歳まで、三十一人のグループに。今回の出場も子どもたちから「出よう」と話を進めていったという。ヨサコイの芽はパラナ州でもぐんぐんと育っている。
     ◎
 芳賀七郎さんの観光農園での山開き。無料招待とあって、多くの人が足を運んだ。交通事故で夫を亡くした未亡人から、芳賀さんが土地を購入して今年が四年目。アチバイアから来た人は「こういう試みは、うちの周りにはない」と興味深そうに語っていた。利益を上げるには、かなりの投資が必要なので、個人がするのはもちろん大変かもしれない。芳賀さんの運動が広がって、各地域が一体になれればいいが。
     ◎
 群馬県警は、去る上半期(一~六月)、同県内で二百二十六人の外国人不法滞在を摘発した(上毛新聞)。うち九七%がバングラデシュ、インドネシアなどアジア地域の外国人で、ブラジル人の数字は(皆無ではないだろうが)出てこなかった。なぜか、ほっとする。不法滞在だけでなく、ほかの犯罪摘発でもゼロになれば、すばらしいのだが。