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東西南北

2005年8月5日(金)

 パヌンジオ下議(PSDB)が三日、議会調査委員会(CPI)で広告業者のヴァレーリオ氏が一月にポルトガル政府を訪ね、大統領顧問として迎えられたことを明らかにした。大統領府は同氏に大統領顧問を任命した事実はないとする声明を発表。一方、ヴァレーリオ氏は、ポルトガル・テレコムのオルタ社長がポルトガル政府のメキシア建設相に紹介したもので、同氏が偽証したのではないと反駁した。
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 経済調査院(Fipe)によるサンパウロ市の消費者物価指数(IPC)が七月にプラス〇・三〇%を記録し、六月のデフレにピリオドが打たれた。七月までの過去十二カ月では六・二〇%のインフレ。最も物価が上昇したのは旅行費(一一・六六%)、低下したのはジャガイモ(一五・九七%)。衣服、住居、教育、交通、保健費など、食費以外すべてが上昇した。
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 先月二十六日以降、妻と娘を近日中にも誘拐すると企業経営者を脅迫し、二万レアルを脅し取ろうとしていた軍警(33)とブリキ職人(20)が三日午後、現金受け渡し現場のモルンビ・ショッピングセンターで市警に現行犯逮捕された。被害者と家族の日常行動を報告していた元従業員が指名手配中。
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 サンパウロ市内で電撃誘拐が今年第2・四半期に三百三十九件発生、前期比で八%の増加、上半期では六百五十四件に達した。事件は高所得者が多く住む市内西部で四百四件と圧倒的に多い。バイクによる警官の巡回などの対策で、昨年第4・四半期の四百二十件からは減少した。運転中に交差点で、また乗車や下車直後に誘拐されることが多く、周囲に不審人物がいないか注意が必要。