2005年8月9日(火)
サンパウロ市のイビラプエラ公園内日本館そば、池に沿って植えられている約百本の桜。その周辺がこのたび「パルケ・サクラ」と命名され、六日、プレートの除幕式が開かれた。
式にはサンパウロ市広報局の小林セルジオ局長や環境局の代表、野村アウレーリオ、ウイリアム・ウー、羽藤ジョージのサンパウロ市議らが出席。桜は五年前にサンパウロと大阪の姉妹都市提携三十年を記念して植えられたもので、「来年には池に姿が映るだろう」(関係者)という伸び盛りの若木を見守った。
リベルダーデから同公園まで歩くのを毎朝の日課とする「リベルダーデ歩こう友の会」関係者や、桜の専門家の沖眞一さんがたゆまず手入れをしてきた。
ブラジル側の姉妹都市委員会の高木ラウル代表(ニッケイ新聞社社長)はあいさつで、「皆様のおかげで友好の証しがこのようにしっかり育ってきている」と謝辞を述べた。