2005年8月10日(水)
衆院解散にともなう今回の総選挙。海外在住有権者にとっては五回目の在外選挙となる。
公示予定は三十日。サンパウロ総領事館とブラジリア大使館では三十一日から九月三日まで、他六公館では同日から九月二日まで公館投票を受け付ける。
郵便投票の場合は、公示までの期間が残り約三週間と短いため、投票用紙の請求や返送などにかかる時間を考えると、早めの準備が必要になりそうだ。
「最大票田」のサンパウロの総領事館では前回同様、管内の多目的ホールが投票所になり、待合所の確保など準備を進めている。 同館では昨年七月の参院選で初めて在外公館投票を実施。当初七千人の投票が見込んでいたが、結果は有権者(一万千六百五人)の一七%、千九百九十九人と低い結果に終わった。同選挙から国内すべての公館で投票が可能となり、計二千六百九人が投票している。
また、これまで四回の選挙では、県連宛てに日本から政党パンフレットが送られてきたが、現時点ではそうした話はないという。