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日系人も盛り上げる=市の生誕祭13日から=サンベルナルド

2005年8月12日(金)

 サンパウロ市より一年長い四百五十二年の歴史を持つサンベルナルド・ド・カンポ市。二十日の市の生誕記念日を祝う祭りが十三日から二十八日までの毎週末、トゥネル通りのイベント会場である。
 同市を構成する主な移民にちなんで十三、十四日はポルトガル祭、二十、二十一日はイタリア祭、そして二十七、二十八日には日本祭も。各国料理の店が並ぶほか、踊りや歌などのイベントが目白押しだ。
 日本祭関連の行事は、アルモニアや丹下セツ子太鼓道場の太鼓演奏、沖縄県人会や花柳流の踊り、空手や剣道の実演、紅白歌合戦、オリエンタルマジックショーなど盛りだくさん。
 約五十の日本食の屋台が用意され、二十七日夜七時からは伊藤カレンの歌謡ショーも。
 地元日系団体が全面的に協力、昨年は二万五千人の来場があったという。
 同市役所企画情報技術局の南洋行局長は、「毎年日本祭には日系人がたくさん集まり、絆の強さを感じさせています。きれいな舞台で行われるショーやイベントを見に来てください」と呼びかける。
 ポルトガル祭はフォルクローレのグループが踊りや歌などのイベントが中心。十三日午後八時からはウェスレイ・ドス・テクラードスのコンサートがある。
 同市の移民の中で、長い歴史を持つイタリア祭は二十日八時から行われるアレシャンドリ・ピリスのショーが目玉。その他イタリア舞踊の舞台が見もの。
 二十日九時からマレシャル・デオドロ通りで行われる生誕記念日のパレードは軍隊の参加する盛大な行進だ。
 土曜日は午後六時から、日曜は正午から。入場無料。詳細はウェブサイトwww.saobernardo.sp.gov.brにアクセスを。