2005年8月16日(火)
【エスタード・デ・サンパウロ紙十四日】ミゲル・アラエス氏がペルナンブッコ州レシフェ市のエスペランサ病院で十三日、心臓病から肺気腫を併発して死亡した。享年八十八歳。
ブラジル社会党(PSB)党首の同氏は下議を始め、同州知事を三期務めた。軍政の一九六四年、左翼政治家として拘束されるまで、ヴァルガスの再来とまで言われた。
同氏は六月十七日、デング熱の疑いで入院、出血と輸血を繰り返し集中治療室から出ることはなかった。入院後、ルーラ大統領やヴァスコンセロス知事、マシエル上議などの見舞いを受けた。同氏はヘビースモーカーだった。